「脳の右側で描け」

脳の右側で描け

脳の右側で描け

ネットを漂っていた最中にふと評判を聞き、図書館で借りてみた。
絵に関して全くの素人を、ある程度のレベルまで引き上げる本…らしい。
はてさて、絵は小学校低学年の棒人間のレベルで止まっているこの俺を
いったいどの程度まで押し上げてくれるのやら。
とりあえず本の指示通りに一週間、実質4日ほど続けてみたところ


練習前


練習後


すげえ。
なにこれすげえ。手が描けた。こんな俺にも手が描けた!
否が応にもテンションアップ。すげえこの本すげえ。
なぜピースかというと、血迷ったからだ。それ以上聞くな。


さあやる気も出てきたし、どんどん描くぞー。
…と、ノってきたところで返却期限に。
いや、いい本だわこれ。
絵を描く力は才能でも魔法でもない!と実感させてくれる良著。
(いやもちろん最終的には才能がものを言うんだけど、基本的な技術の段階なら)
難点といえば説明が詳しすぎてわかりにくいことくらい。
課題よりも説明を読んで理解するほうに時間と気力を持っていかれたよ。
説明を省いて課題に特化した、ワークショップ版というのがあるらしいので、
今度そっちを買ってみようかと思う。


教えてくれるのは基本的に模写の技術なので、
この本で勉強すると、「目に見えるものはある程度描ける」ようになる…らしい。
いや、半分くらいで返却期限が来ちゃったから、実際どうなのかわからないけどさ。
それでも、半分しかやってない俺でも実質一週間かそこらの練習で、
小学生の棒人間からこの程度のレベルまでは引き上げられたわけですよ。


いやー、「絵が描ける」って楽しいわ。
ものすごい楽しい。なにこれ世界が変わって見える。
早く雪溶けないかなー。風景画描きたい風景画。