ラストレムナント

試験?ああそんなこともあったねえ!

ニュースサイトで「PC版のラスレムはXbox版の不満点があらかた改良されてる」とか
そんな話を聞いて気になったので、体験版を再びダウンロード。
で、ブルースクリーン。オーケイ、大体予想通りだ。
色々試してみたところ、
どうやらウィンドゥモードでゲームを始めようとするとフリーズする模様。
フルスクリーンでプレイすれば、設定全て最高にしても全く支障なし。
いろんなところで必要スペック高いとか言われてたせいで、
新PCでも駄目なのか!?と無駄に落ち込んでしまった時間を返せ。



体験版は途中から始まるので、ストーリーはちんぷんかんぷんだけど
戦闘は面白かったので製品版購入。久しぶりのJRPGだー。


もちろん色々と不満点はあるが、それでも良作だと思う。
初期設定では笑うしかない操作性だけど、
キーカスタマイズをしっかりすれば擬似TPSとして快適に操作できるし、
他のJRPGにあるような、操作性が悪くてイライラ、ということはほとんどない。


戦闘は、集団対集団のターンバトルに近い方式。
プレイヤーは、仲間を1〜5人で1組のチーム(ユニオン)に分けて、
そのユニオンを何組か率いることになる。
で、戦闘になったら事前に組んであったユニオンが全て登場し、
これまた1〜3人のユニオンが組まれた敵の大群と戦うことになる。


味方のユニオンと敵のユニオンがタイマンはってる時に
他のユニオンが加勢すれば「サイドアタック」となりダメージにボーナスが得られたり、
遠くのユニオンに仕掛ける途中に割り込まれると、体勢が整わずに不利になったりと、
いろいろと考慮しながら作戦を立てる必要がある戦闘システムになっている。


で、大人数でやるわけだから、当然戦闘には時間がかかる。
ザコ敵の虫の大群相手に、「てりゃ」「とりゃ」「てりゃ」「とりゃ」と
いつまでもやってるのを眺めていたら、
なるほど、これはクソゲーと評価されるのも納得せざるをえない。
PC版は高速モードのおかげで笑えるほど快適だけどな!!
…つか、そのくらいはパッチで修正してやれよ、Xbox版も。



主人公は少年漫画系の活発で純粋な若者。
顔もそれほどジャニジャニとしてるわけでもなく、
むしろ「整ったアジアン系の顔」という感じ。
FF8以降のジャニ顔主人公に抵抗ある人でも受け入れられると思う。
性格は「これは少年漫画の世界だ」と割り切ることができれば、なんとか。


あとは、ムービーシーンの多さはさすがスクウェア
飛ばせないのかこれ。
イベントスキップのボタン押してもウンともスンともいわず。
ボス敵で全滅して、ロード後にまた同じ会話を延々見せられるとか拷問すぎる。
→ポーズした後にイベントスキップボタンで飛ばせるらしい。
 わかるかこんなもん。キーボードのポーズボタンなんて何年ぶりに触っただろうか。



とりあえずの不満点と満足点はこんな感じ。
数時間やった感じでは、かなり良作に近いと思う。
ムービーや強制イベントの多さにはちょっと辟易するけど、そこはまあ、スクウェアだし。
我慢できないこともないから、耐える。耐えよう。