CRTモニタ落札

ナナオの19インチCRTモニター、
使用時間4000Hのものをついに落札。


いやー、実際落としてみると、
今まで入札の仕方を間違えていたんだと実感した。
終了10分前の滑り込み入札は、それを逃しても
他にも同じものがゴロゴロ出品されているような
小物を安く落札するための手口だわ。


今回は絶対に欲しいと思っていたから、
いさぎよく、2日前から3万円を突っ込んだ。
ほとんど初心者のような入札だが、絶対欲しい時にはこれが効果的。


終了前日に他の人も入札してきて、
最高金額がいきなり1万1500円まで跳ね上がった。
安く落としたい時には頭を抱える状況だが、今回は思惑通りとニヤリ。
終了前にここまで金額が上がることで、
「安く落とせるかも」と思っていた参加者をはじくことができる。
この安物狙いの参加者も終了間際の競りの中で興奮して
予想外の高額入札をしてくる場合があるので、
あらかじめ高い金額を示しておいて、参加意欲を失わせておく。


終了10分前の勝負時にも、あらかじめの高額入札のほうが有利だと俺は思う。
最低落札金額同士の入札でお互いに入札の応酬をする相手と、
いくら入札しても自動入札でそれより高い値を張られる相手とでは
どちらを相手にしたほうが嫌か?というと、そりゃ後者だろう。
前者なら「もう少しで相手の資金が尽きるかも」と本来より多い資金を出すこともあるが、
資金の底が全く見えない後者が相手では、本来出せる予算を突っ込んで、
そこで駄目なら諦める以外にない。
結果的にあらかじめ高額入札をしておいたほうが、安く落札できる可能性もあるわけだ。


結果として、3万円を突っ込んだこの商品は1万8000円で落札できた。
場合によっては3万5千まで考えてたので、嬉しい誤算。
やはり本当に欲しいものを「できる限り安く」と考えるのは、
それ自体が落とし穴なんだな、と痛感した出来事だった。



……なーんてことは、
オークションコミュニティではとっくに常識なんだろうなー、と
ここまで書いてから思ったけど、落札できた喜びの表現としてこのまま載せてしまおう。
うん。
いやーはは、ついに俺も19インチかー。