ペーパーマン


公式サイト
http://www.paperman.jp/


「日本でFPSが普及しないのは萌えキャラがいないからだ!」
という話を真に受けちゃった人たちが作ってしまった作品。
…いや、本当のところはどうか知らないけど、
初見で受けた印象はそんな感じだ。


……でも、実際そうなる可能性もありそうで怖い。
UOやEQに見向きもしなかったオタク層が
ROで爆発的に流入した過去があるからなー。
当時UOの漫画サイトなんて両手で数えるほどしかなかったのに、
急にROのコミックがダース単位で出てきた時の
俺のやり場のない怒りがわかるかー!
お前ら、結局は絵か!絵が良けりゃなんでもいいのか!と。
それからだよ、俺が萌えオタとゲーオタを切り離して見るようになったのは。


それはともかく。




プレイしてみた感想。
・キャラがペラペラのペーパーだから、
 横から撃っても弾が当たらない。
・つまり横からの不意打ちはあまり意味がない。
・遠くからでもキャラの輪郭が強調されるので、
 どこにいるか丸わかり。暗闇での待ち伏せができない。
基本的に初心者に優しい設計になっていると思う。


普通のFPSの感覚は捨てたほうがよさげ。
的がペラペラになるだけで、いやー、当たらない当たらない。
全体的に操作は軽め。ジャンプでかなり高くまで飛べるし、
射撃の感覚もフワフワしてる。
これからFPSはじめる人にはいいんじゃ…ない…か…な?
いや、このゲームからFPS入ったら、逆に変なクセつきそうで怖いな。
やっぱり普通にサドンアタックあたりから入ってくのがいいと思う。


ゲーム内容自体はよくある量産型の韓国系対戦FPS
目新しい要素は特にない。……本当にない。
キャラの着せ替えができるだけのサドンアタック(劣化版)と見てもいい。
最初のインパクトで勝負したはいいが、集めた人を繋ぎとめておけるものがあるかどうか。


※調べてみたら開発は韓国だった。道理でカスペが吠える吠える。
 プレイするならプロアクティブディフェンスは切っておいたほうがよさげ。