「女たちの殺人クラブ」体験版

久しぶりにゲームに対してこの言葉を使わせてもらおうと思う。
これはひどい


このゲームは、ドラマにもなった名作小説を元にした推理アドベンチャーゲーム
現場やオフィスなど、各地域に移動すると大きな背景が表示されて
その中に隠されたアイテムを探し出しながら操作を進めていく。


この「背景からアイテムを探し出す」という要素がこのゲームのメイン要素。
もちろん、全てのアイテムを探さなければ次へは進めない。
結果として、捜査そっちのけで背景をカチカチカチカチカチカチカチカチと
ひたすらクリックするというのがこのゲームのプレイ時間のうち70%を占めることになる。
肝心の事件を推理をしようと思っても、このクリック地獄が邪魔をする。
ことあるごとにクリック地獄が挿入されるので、頭を悩ませる暇もない。


そうして手に入るアイテムが捜査の役に立つ、
または重要なヒントとなるアイテムならばまだ納得できるのだが、
手に入るアイテムは、「カボチャのちょうちん」や「アフリカの置き物」など、
明らかに捜査に関係ないものが大半なのだ。
実際、背景から手に入れたアイテムを使ったのは最初の現場捜査の時ぐらい。
(穴の中に逃げるカニを捕まえるために、拾ったアイテムで穴を塞ぐという、涙が出るほど素晴らしい活用方法。)

誰か、このゲームで起こる連続殺人事件の捜査と、
孤児院に隠されたニンニクを探し出すことの関連性を俺に教えてくれ。

ニンニクを探せ。


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http://games.msn.co.jp/deluxe.aspx?code=114118337