リヴィエラ

Riviera ~約束の地リヴィエラ~ - PSP

Riviera ~約束の地リヴィエラ~ - PSP

RPG…といえるのかな。
独特のシステムを持つゲーム。


・戦闘システムはSa・Gaに近い。
「ナイフ50」「ポーション10」のように、
アイテムによって攻撃回数が決まっていて、
回数が0になるとそのアイテムは消滅する。
どんなに強い武器でも使えばなくなるので、
いつ使うか、という判断が重要になる。


・戦闘に持っていけるアイテムは4個まで。
その4種類のアイテムを全てのキャラで共有し、戦うことになる。
剣、弓矢、回復アイテム、補助アイテム、とこれだけでもう4つ。
武器を増やせば補助アイテムが入らなくなり、どうしても補助を入れようとすると
今度は回復がおろそかになる、と。プレイヤーを悩ませるシステム。


・持てるアイテムの上限は15個まで。
結構いろんなところでぽこぽこアイテムが見つかるので、
アイテム欄はすぐにいっぱいになる。
そして、いっぱいになってしまったが最後、
新しいアイテムを拾うたび、どのアイテムを捨てるべきかと
頭を悩ませる日々がプレイヤーを襲うわけだ。
(そう、この上限のおかげでレア武器をいつまでも抱えてくわけにもいかない。)


武器屋道具屋のたぐいはなく(それどころか所持金の概念すらない)、
この先どこでどんなアイテムが拾えるかは全くわからない。
「最初からある基本アイテムだしー、またすぐ拾えるだろう」と
二つあった弓矢のうち一つを捨ててしまったが最後、いつまでも弓矢が拾えずに
遠隔専門のキャラが役立たずと化してしまった経験あり。
本当に悩ましい。ああ悩ましい。悩ましい。


・アイテムには「熟練度」があり、
 キャラごとに決められた回数武器を使うと、必殺技を覚える。
(アーチャーなら弓矢を3回で覚えて、剣士なら弓矢7回で覚える、とか。)
ワザを覚えるたびにキャラのステータスも上がるので、
覚えられる武器を優先的に使うべきなんだけど、
「みんなが技を覚えられる武器」は残りの数に気をつけて使わないと
先に話したように、みんなが技を覚えた頃には
弓矢の残数が8しか残ってない…なんてこともあるので注意。




本当に、いちいち頭を悩ませてくれるゲームだ。
あれだ、トルネコシレンとかで、有用なアイテムでカバン満杯になった時の
どれを捨てるべきか?ムムム〜というジレンマを楽しめる人に向いていると思う。
トルネコみたいに気軽に消耗品を使うわけにいかないぶん、
このゲームのほうが悩み度では上だ。たぶん。


公式サイト
http://www.sting.co.jp/riviera/


※無制限の練習バトルで自由に熟練度を稼ぐことができるのはちょっと萎え。
  練習一回につき行動ポイントを1減らすくらいのペナはあってもいいんじゃないかと。


※階が進むとだんだん練習バトルをしなければという強迫観念に駆られてしまい萎え。
  どこでもセーブできないシステムと練習バトルは最悪の相性だと思った。